学びから創造まで

学校教育の現場で活躍しはじめる私塾、予備校講師陣

学校の教育は閉鎖的と言われていましたが、近年の偏差値至上主義に対応して多くの変革をおこなっている学校が増えています。
学校の教育は文部科学省に定められた指導要綱に即したものでなければなりませんが、文科省の指導要綱に従った場合には受験に必要のないところまで指導をする必要があったりするなどの受験には不必要な授業が少なくありません。
このようにあまり受験には必要のない範囲をも指導しなければならなかったために、受験勉強とは関係のない事項で時間を割くことを先生も生徒も好ましく思ってはいませんでした。
しかしながら指導要綱を守らなければならないとの板挟みを打破するために多くの学校が採用したものが放課後予備校です。
学校によって放課後学習会や学内予備校と呼ばれるもので、学校の授業が終了した後に私塾や予備校から受験の知識が豊富な講師を招き、学校の教育ではできなかったテクニカルかつ受験に必要な範囲を重点的に指導する授業を展開します。
学校の先生と私塾、予備校は水と油の関係のようなもので学校側もプライドがあり、学校に招くことをしてこなかった教育現場ですが、当該高校の進学実績により人気が左右される偏差値至上主義の現在においてはやむを得なしに取り入れた制度と言えます。
放課後予備校は学校が金額の大半を負担して生徒に安価で授業を受けれるようになっており、また私立の場合は無料で受けれるところもあり、多くの学校では、授業の後にそのまま学校で塾の先生による授業が受けれることから定評となっています。
この制度を取り入れる事により今までは文科省の指導要綱の関係で出来なかった受験対策もできるようになり進学実績を大きく伸ばしている学校もみられます。
学校は友達や倫理観をはぐくむ場所、塾や予備校は受験に対応する知識を習得する場所としてうまく区別して生活している生徒も多くなっており、このような割り切りをもち学校や塾を利用する事も良いかもしれません。